家族4人で月14万円生活…弟の学費を払うために進学を諦めた「貧困少女」が経営者になるまで
「成功者」「バリバリの女性社長」。YouTubeやSNSで発信を続ける株式会社L・コネクトの代表取締役・岩佐やすか(やすか社長)さんには、常にそんなキラキラしたイメージがつきまといます。
しかし、1月22日放送の『脱・税理士スガワラくんのFuture Leaders Voice』で明かされたのは、そんなイメージを粉々に破壊するほどの「ドン底の過去」でした。電話が止まるのは当たり前。高校生にして一家の大黒柱。壮絶なハンデキャップを背負った彼女は、なぜ経営者として大成できたのか? その強さの原点に迫ります。
「実家は馬主」の誤解と、月14万円のリアル
スガワラくん:岩佐さんはマーケティングや福祉事業で成功されていて、周りからは「順風満帆な成功者」に見られていると思います。でも、実はとんでもない「ドン底時代」があったそうですね。
岩佐:ありましたね。ただ、経営者になってからのドン底ではなく、幼少期がドン底だったんです。正直に言うと、家族4人で月々14万円で生活していました。
IMALU:14万円!?4人でですか?
スガワラくん:今の時代、14万円なんて一瞬でなくなりますよね。
岩佐:本当にきつかったです(笑)実家は父が競走馬を育てる仕事をしていたんですが、「馬を育てている」と言うと「ご実家は馬主さんでお金持ち?」と勘違いされるんです。でも実際は、馬主さんから1頭あたり月7万円で預かってお世話をする仕事で。当時は競馬業界も不景気で、預かっているのが2頭しかいなかったんです。だから7万円×2頭で14万円。
スガワラくん:うわぁ……家族4人と馬2頭でその金額だと思っていたけど、馬の管理費がそのまま生活費だったんですね。
岩佐:そうなんです。だから高校も私立は諦めて公立に行きました。朝6時から9時までバイトして、図書館で勉強して、昼から学校に行って、放課後はまたバイト……という生活でしたね。
コンビニ全制覇。弟の学費を払った高校時代
IMALU:高校生でその生活はハードすぎますね。どんなバイトをしていたんですか?
岩佐:ガソリンスタンドや、当時『マネーの虎』で出資を受けたクレープ屋さん、あとはコンビニですね。コンビニは全ブランド制覇しました(笑)。
スガワラくん:そのバイト代は、自分のお小遣いじゃなくて……。
岩佐:生活費と、あとは弟の高校の学費ですね。私が払っていました。
IMALU:ええっ!お姉ちゃんが弟の学費を!?
岩佐:親も限界だとわかっていたので、「私がやらなきゃ」という感覚でしたね。当時はとにかく「お金を稼がなきゃ」というマインドで、高校生の時にドラッカーの『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』を読んで、経営の勉強をしていました。「どうしたらお金って増えるんだろう?」って。
入学式10日前の決断。「大学には行かない」

岩佐:合格はしたんですが、入学金の計算をずっとしていて……入学式の10日前に「あ、これ無理だ。私が大学に行ったら生活が破綻する」と気づいて、進学を辞退しました。
IMALU:10日前に……。
岩佐:それで社会人になったんですが、ある日、弟の高校から「学費が滞納されています」と電話がかかってきて。「これはすぐにお金を作らなきゃいけない」と思って飛び込んだのが、不動産業界でした。司法書士になる夢は一旦置いておいて、不動産なら人脈が作れるし、稼げると思ったんです。
スガワラくん:家族のために夢を諦めて、泥臭く働く。20代半ばまで借金地獄だったそうですが、よく心が折れませんでしたね。
岩佐:2回ほど折れました(笑)。不動産時代は過労でうつっぽくなって3か月会社に行けなくて。でも当時の社長が給料を払い続けてくれて、本当に感謝しています。その後、転職したコンサル会社はいわゆる「ブラック企業」で、始発で出社して帰りは夜中の2時……みたいな生活でしたが、そこで鍛えられたおかげで「経営コンサルタントになる」という片方の夢は叶えられました。
「あれより悪いことは起きない」という最強の武器
スガワラくん:壮絶すぎますが、その経験が今のビジネスにどう活きていますか?
岩佐:「あれ以上のドン底はない」と思えることですね。月14万円以下の生活はもうないと思っているから、ビジネスで多少のリスクがあっても怖くないんです。「失敗しても死ぬわけじゃないし、なんとかなるでしょ」って。
スガワラくん:それは強い。ビジネスで成功するのは「チャレンジの回数が多い人」ですが、多くの人は失敗を恐れて動けない。でも岩佐さんはすでに一番の失敗(ドン底)を知っているから、いくらでもアクセルを踏めるんですね。
岩佐:そうです。「やらないこと自体が失敗」という感覚ですね。親に対しても、当時は大変でしたけど、今は逆に感謝しています。このネタのおかげでこうしてラジオでも喋れますし、ハングリー精神も身についたので(笑)。
IMALU:カッコいい……!壮絶な過去を「ネタ」と言い切れる強さが、今のやすか社長を作っているんですね。
「親ガチャ」という言葉が流行る現代において、岩佐さんのエピソードはあまりに強烈でした。しかし、彼女は環境を嘆くのではなく、「どうすればここから抜け出せるか?」だけを考え、ドラッカーを読み、コンビニで働き、キャリアを切り拓いてきました。
「月14万円の生活より悪いことは起きない」。その達観した強さこそが、2,000人を集客し、福祉事業で急成長を遂げる「やすか社長」のエンジンの正体だったのです。Z世代の背中を叩くような彼女のパワフルなトークは、ぜひ動画本編で体感してください。

【出演者プロフィール】
岩佐やすか(やすか社長)
株式会社 L・コネクト 代表取締役
貧困家庭で育ち、高校時代から一家の大黒柱として働く。大学進学を断念後、不動産、コンサルティング会社を経て独立。「売上に結びつく集客」を強みとするマーケティング支援や、大阪を中心とした福祉事業を展開。YouTubeやSNSでは「やすか社長」として、経営やキャリアに関する情報を発信している。
メインパーソナリティ:脱・税理士スガワラくん (本名:菅原由一)
SMGグループ CEO /1975年、三重県生まれ。元国税調査官の師匠から学び、圧倒的に税務調査に強い税理士として知られ、全国から税務調査立会い依頼が後を絶たない。YouTubeチャンネルは登録者数130万人を突破。ブログはアメブロ【公式】トップブロガーに選任。
アシスタント:IMALU
1989年、東京都生まれ。語学を学ぶためにカナダの高校へと留学し、現在はタレントとしてテレビやラジオで活躍。東京と奄美大島での2拠点生活を開始し、自分らしい働き方を実践している。
▼岩佐やすかさん最新情報
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCIcJydqsSkyK2wVFdoTms7A
Instagram:https://www.instagram.com/yasuka_i.off/
TikTok:https://www.tiktok.com/@yasuka_shacho?is_from_webapp=1&sender_device=pc
【番組概要】
番組名:脱・税理士スガワラくんの Future Leaders Voice
出演者:脱・税理士スガワラくん / IMALU / ゲスト:岩佐やすか
放送局:金沢シーサイドFM / FM 85.5MHz
放送日:毎週木曜日 / 17:00〜17:30
記事放送回:2026年1月22日(木)
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Future Leaders Hub編集部