「世界中の子どもが大人に憧れる社会をつくる」Z世代起業家の挑戦。働き方はもっと多様化する
現代を牽引するZ世代は、働くことに何を求め、どのように向き合っているのか。このリレーコラム【Z FACE】では、今注目すべきZ世代自身が「働く」をテーマに自身の考えを展開します。彼らのリアルな声から、多様な価値観が交錯する現代における「働く」の本質を読み解くヒントを見つけ出します。
「働く」をテーマにしたコラムの第3回目は、株式会社Impossible 代表取締役 福田 敦也さん。大学在学中に“自分の人生を自分で切り拓く力”を磨き、SNSマーケティングをきっかけに起業。現在は企業のSNS戦略支援や採用支援を中心に事業を展開し、「本気のおせっかい」を合言葉に、Z世代らしい発想で地域・企業・人をつなぐ挑戦を続けている。
皆さん、こんにちは。株式会社Impossibleの福田敦也(ふくだあつや)と申します。
弊社はSNS運用マーケティング事業と採用支援を主に展開し、企業様の認知拡大、集客、採用の支援をさせて頂いております。
この度は貴重な機会を頂けたことに感謝しております。ありがとうございます。
弊社は2023年に創業を行い、現在3期目に突入したスタートアップ企業でございます。
今回働くとは?というテーマですがあまり考えたことがなかったのですごく新鮮な感じがします。
私の中での「働く」は自分の人生を楽しむための一つの手段として捉えてます。
なんで働くか?というのを考えた時にもちろん生きていくためとか、お金を稼ぐため、家族を養うためなどいろんな意見が飛び交うと思います。
私が働いて思うのは自分の人生を楽しく、より良くするために働くという手段が存在してるというような考え方を持っています。
「働く」上で大事にしている言葉
「やってみろ、考えずに」
これは小学生の頃、当時自信がなかった私にサッカーのコーチがかけてくれた言葉です。その一言が、今の私の生き方の軸になっています。
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何かに迷ったとき、まずは考える前に動いてみる。やってみて初めて見える景色があり、やってみるからこそ新しいチャンスや出会いが生まれる。失敗してもそれが次の挑戦の種になる。
よく「運がいいね」と言われることが多いのですが、運は待つものではなく「掴みにいく」ものだと私は思っています。
挑戦し続けるからこそ、運を掴む“準備”と“機会”が生まれる。だからこそ誰よりも努力する必要がある。
「やってみろ、考えずに」
この言葉は、私の原点であり、これからも背中を押してくれる大切な言葉です。
これからの働き方について
これからの時代、働き方はさらに多様化していくと感じます。SNSやテクノロジーの発展により、オンライン上で完結する仕事が増え、「人と会わなくても働ける時代」が本格的に進んでいます。実際、専門家の間でも「場所に縛られない働き方」や「個人のスキルを軸にしたキャリア形成」が今後の主流になると語られています。
最近では「自分のやりたいことを仕事にする」という言葉をよく耳にしますが、私はそれにもう一歩踏み込みたいと思います。自分の“できること”で社会に貢献し、周りと協力しながら良い社会をつくる。そんな考え方を持つ人が増えれば、働くことはもっと前向きで豊かなものになるはずです。自分の才能や能力を信じ、それを仕事に変えていくことが、これからの時代の理想的な働き方ではないでしょうか?
みんながワクワクできる社会を目指して
私たちは「世界中の子どもが大人に憧れる社会をつくる」というビジョンのもと、事業を通じて“ワクワクできる社会”を創り出したいと考えています。
人生の中で最も長いのは「働く時間」。その時間を充実したものにできれば、きっと世界はもっと楽しく、前向きになるはずです。
この時代に生まれ、日本で生まれた意味は何かしらあるはずです。
だからこそ、それぞれが自分にできることを理解し、助け合い、尊重し合う社会を目指したいと思います。
大人たちが輝き、挑戦し、心から楽しむ姿を見せることで、子どもたちが「早く大人になりたい」と思える世界を。
私自身も、そして私たちの会社も、その想いを体現していきます。

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Future Leaders Hub編集部 