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2026.07.16 16:00

記憶に残る「30秒プレゼン」の極意。脱・税理士スガワラくんが明かした“2つの条件”


「ビジネスにおける価値のある出会いは、どこで生まれるのだろう?」――そんなふうに、新たなつながりや共創のチャンスを模索している経営者は少なくありません。

そんな経営者たちの想いに応え、一過性の名刺交換に終わらず、互いを刺激し合う場としてラジオ番組『Future Leaders Voice』の放送開始以来初となる公開収録と、それに連動した「企業交流会」が開催されました。

会場となったアララ株式会社のオフィスは、収録の緊張感と熱気に包まれたまま、引き続き「企業交流会」の舞台へ。同一会場だからこそ実現した、一体感のあるフランクな雰囲気の中でイベントは進行しました。

なかでも最大の目玉となったのが、23人のリーダーたちが魂を込めて挑んだ「30秒ピッチ大会」です。特別ゲストの脱・税理士スガワラくん(菅原由一氏)の鋭いフィードバックから見えた、これからのリーダーに必要な「マインドセットと共創の視点」をレポートします。

開催概要

・開催日:2026年6月25日(木)

・開催場所:アララ株式会社(東京都港区南青山)

・参加者:経営者約40人(ピッチ大会登壇者 23人)

交流会には、中小企業の経営者や、スタートアップの起業家、学生起業家、さらには女性ビジネスパーソン、個人事業主など多岐にわたる分野のビジネスパーソンが集結しました。

交流会の幕開けとなる乾杯の音頭は、特別ゲストの菅原由一氏(脱・税理士スガワラくん)が担当。直前に行われた公開収録のゲスト、MB氏のエピソードに思わず涙してしまったというユーモラスな裏話で会場を沸かせながら、参加者の熱意を称え、イベントの幕が開きました。

会場が温まったところで、メイン企画「30秒ピッチ大会」がスタート。受付時に回収した名刺からの抽選により登壇者を決定。いつ名前を呼ばれるかわからない緊張感が漂うなか、全3ブロック・計23人の精鋭がステージへ。1人わずか30秒という限られた時間で、自らの事業とビジョンを伝える、スピード感あふれるプレゼンリレーが繰り広げられました。

多彩な事業領域が凝縮された30秒間

30秒という超短期決戦の中で披露された事業内容は、WEB・マーケティング支援、営業・商談代行、AI活用ソリューション、医療スクリーニング検査、セミナープロデュース、格闘技興行、製造業コンサルティングなど実に多彩でした。

声のメカニズムを科学的に研究し「先生の先生」を育てる音楽塾や、大学生起業家が開発するAI家庭教師アプリ、元大手営業トップが手がける月額サブスク型の営業支援、地方との情報格差をなくすAIソリューション——。

登壇者たちは身振り手振りを交えながら、事業内容・実績・差別化ポイントを凝縮し、会場には笑いと拍手が絶えない一体感が生まれました。

株式会社ユニックス 大貝範夫氏
株式会社猫のおうち探し 折居春香氏

記憶に残るピッチの条件は「フック」と「ストーリー」

各ブロック終了後には、菅原氏がプロの視点から鋭くも温かいフィードバックを贈りました。

第1ブロックでは、「30秒で会社名は誰も覚えない。何をやって、どう覚えてもらえるかが大切」と指摘。「サブスク型というわかりやすいモデルと過去の実績、そのフックがあるからこそ耳に入る。さすが光通信出身のアピール力」「採血だけでがんが分かるというのは、健康がリスクとなる経営者にとって関心が高い」と、聴き手のニーズを捉える重要性を説きました。

第2ブロック以降では、「会社名なんてどうでもいいと言ったら、会社名を言う人がいなくなった」とユーモアを交えつつ、ストーリーの力に言及。「1億円の支払いがどうなったか気になる大貝範夫」「お父さんが亡くなって猫に救われた折居春香さん」の名を挙げ、「ストーリーを語っている方は印象に残る。個人の物語がファンを作る」と総括。

約23人のピッチと全3回の総評を通じて、「会社名の連呼ではなく、独自のフックとストーリーで伝える」というプレゼンの本質が、会場全体で共有される時間となりました。

共通体験から生まれる「名刺交換を超えた繋がり」

異なるジャンルの経営者が30秒という同じ条件で本気のプレゼンをぶつけ合う本イベントは、互いの事業理解を深めるとともに、経営者同士のモチベーションを高め合うコミュニティの場として機能していました。

この交流会の最大の独自性は、単なる集まりではなく「番組の公開収録」という特別な体験を全員で共有した後に、対話が始まる点にあります。同じ空間でトップランナーたちの熱量に触れたという共通言語があるからこそ、初対面であっても一過性の名刺交換に留まらない、深い繋がりが醸成されやすくなるのでしょう。

単なる交流の場を超え、未来のビジネスパートナーと繋がるためのプラットフォーム。今後どのような共創を生み出していくのか、次回の開催にも期待が高まります。


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