月額5500円のWebスクールを展開。「業界の常識の真逆を行く」男の“250万円の失敗”
「『こうなりたい』という思いがあれば誰にでもチャンスはある」
そう語るのは、「人生をデザインする」というスローガンを掲げ、常識破りのスクールを展開する株式会社Campus代表取締役の梅谷豊巨氏です。
飲食や営業職から未経験でWEBスキルを学び、半年で独立、2ヶ月後に起業。現在はその経験を活かし、副業や転職など、WEBスキルを通じて多くの人の「人生をデザインする」きっかけを提供しています。
原動力となったのは、自身の原体験。今回は梅谷氏のこれまでの歩みと事業に込める思い、そして未来を担う次世代へのメッセージを聞きました。
「業界の常識の真逆を行く」月額5500円のWebスクール
株式会社campusが運営するWebスクールはデザイン、プログラミング、動画編集、マーケティング、SNS運用、生成AIといったWeb系のスキルを学べる場を提供しています。
最大の特徴は、月額5500円(入会金別途)というサブスクリプションモデル。通常、数十万円の費用がかかる専門分野の学習を、低価格・卒業なしで継続的に学べる環境を整えています。
「私自身が未経験からスキルを学ぶ中で、4つも5つもスクールに通いました。スキル不足を感じたり、仕事の獲得方法が分からなかったり、横のつながりがなかったりと、多くの課題に直面しました。その経験から、未経験者が感じている課題を一つで解決できるスクールを作りたいと考えました」
その言葉通り、サポート体制は非常に手厚い。400本以上の動画教材で好きな時間に学べるだけでなく、平日土日問わず質問に対応。さらに、仕事獲得に直結する営業や集客のノウハウを学ぶセミナー、受講生同士が交流できるオンライン・オフラインのイベントも定期的に開催されています。
さらに案件獲得に特化した「グループコンサルティング」の存在です。ここでは第一線で実際に活躍している専門家たちが講師となり、受講生一人ひとりのレベルに合わせて具体的なフィードバックを行います。その結果、コンサルティングを受けた受講生の9割以上が収益化を達成しているそうです。

原点は250万円の自己投資と失敗経験
梅谷氏の経歴は、決してIT一筋ではありませんでした。キャリアのスタートは、飲食店のカフェ店員。朝5時半に出勤し、終電で帰宅する毎日。好きな仕事ではあったものの、「この働き方は続けられない」と感じ、転職を決意します。
次に選んだのは、広告の営業職でした。28歳のとき、結婚と子供の誕生という人生の転機を迎え、「働き方を変えたい」という思いが強くなります。そこで、まったくの未経験からパソコンを購入し、Webデザイナーの道を志しました。
「副業を始めて半年でフリーランスとして独立し、9か月目には会社を設立しました。スピーディーに見えるかもしれませんが、その裏では多くの失敗を高速で繰り返していました。Webデザインを学ぶために投じた金額は、総額で250万円にもなります」
この多額の自己投資と失敗の経験こそが、受講生の目線に立ったスクール運営の礎となっているのです。
「私自身、まさか自分が会社の経営をするなんて、まったく想像していませんでした。しかし、『こうなりたい』という理想の姿から逆算して、必要なスキルを身につけるために行動した結果が今につながっています。スキルがあるかないかに関係なく、想いと行動で人生は変えられるチャンスがある。私たちのスクールが、そのきっかけとなる場になれると嬉しいです」

社外とのつながりが大きな力になる
もし過去の自分にアドバイスをするなら、と尋ねると、梅谷氏は「社外のつながりをもっと作ったほうがいい」と即答しました。
会社と家の往復だけでは、どうしても視野が狭くなってしまう。実際に、事業を始めた当初、最初の生徒約100人は、それまでに築いてきた人脈から集まったといいます。人とのつながりを作っておくことで、いざという時に大きな力になることを、身をもって体験したのです。
「何か挑戦したいことがあるなら、絶対に早く始めたほうがいい。年齢を重ね、家族ができると、自分だけの判断では動けないことが増えてきます。年齢を重ねていくほど、いろんな要因で挑戦がしづらくなる場面があります。やりたいと思った時に、後悔をしないようにチャレンジしてみてほしいですね」
今後は、スクール事業の会員数を現在の300人から1000人規模へと拡大させると同時に、法人向けのIT人材育成の研修にも力を入れていくと語る梅谷氏。自身の人生をデザインし、そして多くの人々の人生をデザインする挑戦はこれからも続くようです。
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Future Leaders Hub 編集部