若いうちに積む「泥臭い経験」の価値…経営者たちは知っている“人間にとって最も充実した働き方”
「就活に夢や希望が持てない」「仕事とプライベートのバランスばかり気にして踏み出せない」——VUCA(予測不能)の時代と呼ばれる今日、キャリアや将来の選択に不安を抱えるZ世代や若手ビジネスパーソンは少なくありません。
10月29日(木)放送の『Future Leaders Voice』に登場したのは、株式会社アナログPR 代表取締役の松浦啓介(まつうら・けいすけ)さん。
前回の放送に引き続きゲストとして登場した松浦さんは、過去に共同創業者による会社乗っ取りや億単位の借金、さらには信用していた社員による裏切りといった壮絶な失敗を乗り越えてきた異色の経営者です。自らの体験をもとに確立した「企業理念に共感する新卒採用」の重要性や、若者が未来を切り拓くための「泥臭く挑むマインド」について、熱く語っていただきました。
新卒採用の現場で起きている意識の変化
IMALU: 今回は「アナログPRの採用」をテーマに、時代による就活の変化や人材育成、そしてZ世代の新卒採用について深掘りしていきたいと思います。松浦さんご自身が就活をされていた頃と今とでは、どんな変化を感じますか?
松浦: 僕らの世代が就活をしていた頃は、「いい車に乗りたい」「かっこいい時計を買いたい」「稼いで成功したい」といった、未来に対する希望や夢があったように感じます。しかし、今の若い子たちと触れ合っていると、就活自体を苦痛に感じていたり、「早く大人になりたくない」と思っている人が増えている印象を受けますね。
スガワラくん: 確かに、以前は自己実現のために「大人になって稼ぐぞ!」という人が多かったですからね。自分の世代でもそこまでキラキラした感じはなかったかもしれませんが、若者の「働くことへのワクワク感」が薄れているのは感じます。
IMALU: 15〜16年前でも、就活で苦労して大変だったという声が多かったですもんね。でも一方で、最近は「稼ぎたい」という私利私欲よりも「社会に貢献したい」という若者が増えているとも聞きますが、現場ではいかがですか?
松浦: まさにその通りで、環境問題やSDGsなどの社会活動に取り組んでいたり、社会貢献を軸に就職先を選んだりする学生さんが増えましたね。僕が学生の頃なんて自分のことしか考えていなかったので(笑)。「本当に立派だな」と感心しますし、できる限り応援したいという気持ちになります。
スガワラくん: 社会貢献への意識が高まる一方で、入社後に「思っていたのと違った」「気に入らないことがある」と、退職代行などを使ってすぐに辞めてしまう若者が増えている現実もありますよね。
松浦: 企業の理念や夢に深く共感して入社したわけではない場合、「嫌なら辞めればいいや」と簡単に諦めてしまう風潮が広がっていると感じます。だからこそ企業側も、条件面だけでなく「どんな思いで働くのか」という本質的な共感を伝える姿勢が重要になってきているんです。

「失敗談」と「未来の物語」で心を揺さぶる独自の説明会
IMALU: 松浦さんの会社では、新卒採用に非常に力を入れられているそうですが、具体的にどのような説明会を行っているのですか?
松浦: 以前は採用メディアに広告を出して1500〜1600人ほどの応募があったのですが、僕が自ら登壇する説明会では「会社概要の説明」をほとんどしません。勤務時間や制度などの条件面は「Webを見ておいて」と30秒で終わらせます(笑)。
スガワラくん: えぇっ? 会社説明を30秒で終わらせて、残りの時間は何をお話しされるんですか?
松浦: 残りの45分間は、ひたすら「僕たちが目指す未来のストーリー」と「これまでの壮絶な失敗談」を熱血トークで伝え続けます。「海外でこんな事業を仕掛けていく」「テレビ局と組んで新しいPRを作る」「アジアナンバーワンのPR会社を目指す」というビジョンに加え、過去に共同創業者に裏切られて会社を乗っ取られ、連帯保証人として巨額の借金を背負った体験まで全てありのまま開示します。
IMALU: 創業者の失敗談から未来の大きな夢まで、嘘偽りなく語るんですね! 学生さんの反応はどうですか?
松浦: 一気に目の色が変わりますね。「この会社は他とは違う」と引き込まれていきます。過去に中途採用で優秀なスキルを持つ人を採用したこともあるのですが、メンタル不調を装って会社を辞め、裏で自社クライアントを奪おうとするなどのトラブルに遭った経験がありました。その反省から、「能力やスキル」よりも「理念への共感と人柄」を最重視し、まっさらな新卒を自分たちの想いで育てていく方針に舵を切ったんです。
スガワラくん: 「採用の失敗は教育では取り戻せない」と言いますが、スキル以上に「理念に共感できるか」「前向きでポジティブか」という人間性が最も大切ですね。ちなみに、松浦さんが面接で必ず質問する「重要ポイント」があるとお聞きしましたが?
松浦: 面接では全員に必ず「あなたは運がいいですか?」と質問します。自分のことを「運がいい」と即答できる人は、物事を前向きに捉えるポジティブなマインドを持っており、他人のせいにしない「自責思考」があるからです。スキルは後から身につけられますが、人柄やマインドの根底は変えられませんからね。

体力がある若いうちに「泥臭く挑む意義」
スガワラくん: 現代のビジネスシーンでは生産性や効率ばかりが追求され、人間関係が希薄になりがちですが、松浦さんの「泥臭く人を信じ、理念で繋がる」姿勢は非常に本質的ですね。
松浦: 仕事は人生の中で最も長い時間を使うものです。だからこそ、ただ時間をこなすだけの「ビジネスライクな付き合い」では本当の幸せを感じられないと思うんです。共感できる仲間とともに挑戦し、一生懸命努力して成果を出し、その達成感と報酬を得る。それこそが人間にとって最も充実した働き方ではないでしょうか。
IMALU: どんなに裏切られたり失敗したりしても人を嫌いにならず、挑戦し続ける松浦さんの姿勢には勇気をもらえます!
松浦: 騙された経験も含めて、人生のすべての遠回りや泥臭い苦労は、あとから絶対に「自分の財産」になりますからね。
スガワラくん: それでは最後に、これから社会に出て未来を支えていくZ世代の若者に向けて、メッセージをお願いできますか?
松浦: 最近は「ワークライフバランス」という言葉が浸透していますが、若いうちから守りにばかり入っていては、本当の意味で自分の成長には繋がりません。今がよければそれでいいという選択ではなく、若く体力があるうちに、全力で時間を使って努力し、しんどい思いや挑戦を経験してほしいと思います。
IMALU: 若い頃の泥臭い経験や苦労が、将来の自分を助ける強力な武器になるということですね!
松浦: はい。失敗を恐れずに挑戦した分だけ、それは将来の揺るぎない財産になります。ぜひ自分の可能性を信じて、熱量を持って仕事に向き合っていただけたら嬉しいです!
「失敗を恐れず、人柄と情熱で未来を切り拓く」——松浦啓介氏が語る採用の真髄と熱いメッセージの全容は、ぜひ動画本編でお楽しみください!

🗣️出演者プロフィール
●ゲスト:松浦 啓介(まつうら・けいすけ)
株式会社アナログPR 代表取締役。
過酷な失敗や会社乗っ取りなどの試練を乗り越え、企業のPR支援やタレントキャスティング事業を展開。「挑戦」をテーマに、理念共感を軸とした独自の人材育成と採用手法で成長を続けている。
●メインパーソナリティ:脱・税理士スガワラくん(本名:菅原由一)
SMGグループCEO。自身のYouTubeチャンネル登録者数は160万人を超える。「脱・税理士」を掲げ、本番組でも日本中の経営者やビジネスパーソンに向けて、明日から使える経営の知恵と熱いメッセージを届けている。
●アシスタント:IMALU
タレント。テレビやラジオ、イベント司会など幅広く活躍中。東京と奄美大島の2拠点生活を送るなど自由なライフスタイルを実践しており、視聴者目線の親しみやすい語り口と鋭い質問でトークを引き立てる。
📢松浦啓介(株式会社アナログPR)さんの最新情報
公式サイト:https://analog-pr.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/analogpr_jp/
X(Twitter):https://x.com/analogpr_PRdnt?lang=ja
📻番組概要
番組名:脱・税理士スガワラくんの Future Leaders Voice
放送局:金沢シーサイドFM / FM85.5MHz
放送日:2026年10月29日(木)
放送時間:17:00〜17:45
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Future Leaders Hub 編集部