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2026.10.21 16:02

Z世代のキャリアに革新を…新卒就活の問題点を打破する「経営者の理念で繋ぐ本当の就職活動」


大手就活ポータルサイトの画一的な情報と、条件面だけで企業を選ぶ従来の新卒採用。その裏で、多くのZ世代と企業がミスマッチに悩まされています。「若者の持つ無限の可能性を、大人が潰してしまっているのではないか」——そう危機感を募らせるのは、株式会社アナログPR代表取締役の松浦啓介氏です。

10月15日(木)放送の『Future Leaders Voice』に登場したのは、株式会社アナログPR代表取締役の松浦啓介(まつうら・けいすけ)さん。フジテレビグループの扶桑社と共に立ち上げたZ世代向けビジネスメディア経営者の「理念と熱量」で学生と企業を直接繋ぐ新サービスが目指す就活の未来まで、脱税理士スガワラくんとの熱い対談の模様をお届けします。

従来の就職活動が抱える「構造的課題」

スガワラくん: 現在、松浦さんはフジテレビサンケイグループの「扶桑社」と一緒にビジネスをされているとのことですが、どのような取り組みをされているのですか?

松浦: メディアを一緒に作らせていただいています。「Future Leaders Hub(フューチャーリーダーズハブ)」という、Z世代向けのビジネスメディアを展開しています。これまでビジネスメディアにおいて、Z世代向けというものはほとんど存在していませんでした。

スガワラくん: 確かにそうですね。なぜ今まで存在しなかったのでしょうか?

松浦: 一番の理由は、スポンサーが入りにくい点にあります。従来のビジネスパーソン層は一定以上の年齢層で可処分所得も多いため、そこに対して広告が出稿されやすい仕組みでした。一方でZ世代向けとなるとスポンサーとの相性が難しく、なかなか参入が進まなかったのだと思います。そこで「Z世代向けのビジネスメディアを作りたい」と企画を出したところ、見事に採用されスタートすることになりました。

IMALU: ちなみに「Hub(ハブ)」にはどのような意味が込められているのですか?

松浦: 「繋ぐ」という意味ですね。Z世代とビジネス、知識や企業を繋ぐ拠点(ハブ)になりたいという想いを込めています。

スガワラくん: なぜあえてZ世代にフォーカスしたのでしょうか?

松浦: 事の発端は、自社で新卒採用を始めようとした時でした。新卒採用のプロセスを進める中で、「若者の持つ無限の可能性を、我々大人が潰してしまっているのではないか」と強く感じる機会があったからです。

IMALU: それはどのような理由からですか?

松浦: 既存の新卒採用業界はすでに仕組みが出来上がっているのですが、実は非常に闇が深い部分があります。学生にとって、今の就職活動は決して楽しくないものになってしまっているんです。大手の採用媒体を見ても、フォーマットや文字数、掲載できる画像まで統一されていて、どの企業も同じように見えてしまいます。

有名企業や上場企業で検索しても、全員が入社できるわけではありません。では他の企業を調べようとしても、社会経験のない学生には業界や仕事の具体的なイメージが湧きません。結果として、給料や福利厚生といった条件面だけで検索せざるを得なくなってしまうのです。

しかし、条件だけで探したり、知っているITやAIなどの人気業界を検索したりしても、実際の雰囲気は伝わりません。調査したところ、就活生のほぼ100%が企業のホームページを閲覧していることが分かりました。しかし多くの企業はPRが上手ではなく、魅力的な情報が載っていません。

仕方なく説明会に参加しても、企業側も十分な準備ができていないケースが多いのです。例えば「営業で成果が出ず人事に配置転換された担当者」が登壇し、定時出社や有給日数といった魅力のない話を1時間聞きかされるような現状もあります。これでは夢を持てるはずがありません。

そんな夢のない状態で、3月にグランドオープンし、6月までに内定が決まっていないと焦らされる。この3か月で無理やり進路を決めなければならないため、妥協して入社し、「どうせすぐ辞めればいいや」と離職に繋がってしまう負の連鎖が起きています。

自社で直面した採用の現実と「未来を見せる」新卒育成の重要性

スガワラくん: 企業側にとっても学生側にとっても、決して良い状況とは言えませんね。

松浦: そうなんです。企業と学生が直接ダイレクトに繋がってしまうと困る仲介事業者が存在するため、間に高額な費用が発生したり、自由なコミュニケーションが阻害されたりする構造が作られています。

私自身も2025年卒の採用で11人の新卒を採用したのですが、この業界構造を身をもって体感しました。非常に高額な成果報酬が発生する契約をしてしまい、「本当にこの費用が必要なのか」と痛感したのです。

スガワラくん: 1人の採用に100万円以上かかる時代ですからね。

松浦: 自社でPR事業を手掛けているため、採用媒体に1回掲載するだけで1500人ほどの応募が集まりました。外部のコンサルに頼らず独自の打ち出し方をした結果、非常に多くの学生と出会えたのですが、成果報酬の契約上、膨大なコストがかかってしまいました。本来であれば自社のノウハウを活用することで、1人あたり11万円程度の獲得単価で採用できるはずなのです。

スガワラくん: それは素晴らしいですね!アナログPRという会社名をまだ知らない学生が多い中で、PR技術を駆使して1500人もの応募を集めるのは驚異的です。

IMALU: 今のZ世代の就活生は、具体的にどのようなステップで企業を検索しているのでしょうか?

松浦: 基本的にはマイナビなどの大手ポータルサイトを起点にしています。学校側もそう指示することが多いためです。しかし、そこから個別の企業ページやHPを見に行っても、企業の真の魅力は伝わりにくいのが実情です。

IMALU: 応募数を劇的に増やすためのポイントやコツはあるのでしょうか?

松浦: 我々のような小規模な企業の場合、単に給料などの条件面だけで勝料するのではなく、「企業の未来」や「どんなビジョンを目指しているのか」を明確に伝えることが重要です。

また、自社のPR実績やメディア露出の写真を採用バナーに盛り込み、一枚の画像からでも多くの情報やワクワク感が伝わるよう作り込んでいます。自社番組を持っていることもアドバンテージになりますが、メディアに出演した実績を活用するだけでも大きな差別化になります。

スガワラくん: メディアに関連した発信をしている企業には、学生も強い興味を持ちますか?

松浦: 明らかに反応が変わりますね。他社と同じような情報が並ぶ中で、「何か面白そうなことをやっている」と一目で伝わる要素があると、就活生の目を引くことができます。

IMALU: 松浦さんが作った番組を見た学生たちが就職先を決め、将来的に経営者や社長になって「あの番組がきっかけでした」と言ってくれたら胸が熱くなりますね!

スガワラくん: 実は私自身、現在は新卒採用を行っていないんです。以前は社員数を増やしようと採用に力を入れていた時期もあったのですが、教育の難しさに直面しまして……。組織が大きくなるにつれて質が低下してしまう感覚があり、現在は少数精鋭で業務委託の方々とチームを組むスタイルに切り替えました。ただ、経営者として「未来を見せる」ことの大切さは改めて痛感します。

松浦: スガワラくんのおっしゃる通りです。ですが、本当に企業の未来を見据えて組織を拡大し、目指す目標を達成しようと考えるのであれば、やはり新卒採用が不可欠だと考えています。会社の理念に心から共感し、一緒に事業を成し遂げたいという強い思いを持った新卒社員を覚悟を持って育てることが、長期的な企業の強みになります。

スガワラくん: ゼロから育てる体力が必要ですが、理念に共感した新卒だからこそ生み出せる一体感や成長スピードがありますよね。教育のリスクやコストを恐れず、未来のビジョンを語って巻き込んでいく姿勢の大切さを再認識しました。

「理念共感型マッチングサイト」が描く就活の未来

IMALU: そして今回、本格的な就活支援サービスを新たにスタートされると伺いました。どのようなサービスなのでしょうか?

松浦: 「Future Leaders Hub リクルート」というサービスを開始します。先ほどお話ししたメディア「Future Leaders Hub」内に新たなリクルート媒体を開設する取り組みです。

従来の採用媒体との大きな違いは、徹底的に「社長(経営者)」にフォーカスを当てる点にあります。経営者の理念、人生観、成し遂げたい世界観を前面に押し出します。

中小企業の社長は、みな熱い想いや強いビジョンを持って起業しているはずです。単にお金を稼ぎたいだけではなく、「こんな社会を作りたい」「この技術を後世に残したい」といった志を持っています。しかし、それを就活生に向けて熱量高く発信できる場所がこれまで存在しませんでした。

スガワラくん: 中小企業には大手のようなブランド力がありませんから、「誰がトップなのか」「どんな想いで経営しているのか」という人軸の魅力が最大の差別化になりますよね。

松浦: その通りです。中小企業の魅力はまさに「人」そのものです。「自分は前に出るのが得意ではない」とおっしゃる社長様も多いですが、学生が最も見ているのは社長の人間性です。

だからこそ、我々が取材を通して経営者の魅力を最大限に引き出し、独自の採用ページを作成します。条件面だけでなく、「理念やビジョンに共感できるか」でマッチングを行うことで、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる関係性を築くことができます。

IMALU: お互いの想いが深い部分で合致していれば、厳しい場面でも共に乗り越えていけそうですね。

スガワラくん: 私自身もかつてブログ(アメブロ)で個人としての発信を強めたことで認知度が大きく上がった経験があります。その後、会社としてのブランディングに切り替えた途端に反応が落ち、再度パーソナルな発信に戻したところ大きな成果に繋がりました。中小企業においては、トップ個人の魅力を全面に出していく戦略こそが最強のPRだと身をもって実感しています。

松浦: まさにその実体験こそが本質ですね。経営者が自己開示を行い、熱い想いを発信していく文化を広めていきたいと考えています。

IMALU: 本日のお話をお聞きして、スガワラくんはどのような感想を持たれましたか?

スガワラくん: 一時期は採用に慎重になっていましたが、経営者が未来のビジョンを語り、それに共感した若者と共に歩んでいく重要性を再確認しました。個人の魅力を発信すること自体は得意分野でもありますので(笑)、ぜひ「Future Leaders Hub リクルート」に弊社も掲載してもらおうかと思います!

松浦: ぜひよろしくお願いいたします!

 

 

🗣️出演者プロフィール

●ゲスト:松浦 啓介(まつうら・けいすけ)

株式会社アナログPR 代表取締役。
アパレル業界で約20年間のキャリアを積んだ後、株式会社アナログPRを設立。「人対人」の繋がりを重視し、テレビ番組のプロデュースやマスメディアとの協働を通じた中小企業の課題解決(採用・売上拡大)を得意とする。従来のPRの枠にとらわれない実践的な営業連動型PRで多くの経営者から支持を集めている。

●メインパーソナリティ:脱・税理士スガワラくん(本名:菅原由一)

SMGグループCEO。自身のYouTube登録者数160万人超。「脱・税理士」を掲げ、本番組でも日本中の経営者やリーダーたちに、明日から使えるビジネスの知恵と勇気を届けている。

●アシスタント:IMALU

タレント。テレビやラジオで幅広く活躍。東京と奄美大島の2拠点生活など、既存の枠にとらわれない生き方を自ら実践中。視聴者に近い視点からゲストの核心に触れる質問を投げかけ、対談に深みを与えている。

 

📢松浦啓介(株式会社アナログPR)さんの最新情報

公式サイト:https://analog-pr.co.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/analogpr_jp/

X(Twitter):https://x.com/analogpr_PRdnt?lang=ja

 

📻番組概要

番組名:脱・税理士スガワラくんの Future Leaders Voice

放送局:金沢シーサイドFM / FM85.5MHz

放送日:2026年10月15日(木)

放送時間:17:00〜17:45


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